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調整さんをLINEで使う前に、LINEの日程調整を見てほしい

8分で読める 森本 健 / SailLab 編集部
調整さんをLINEで使う前に、LINEの日程調整を見てほしい

「調整さんで作った出欠表を、LINEのグループに送りたい」「そもそも調整さんはLINEのどこから作るのか」――この2つは、調整さんについて最もよく調べられている質問です。答えは先に書きます。調整さんのURLは、ふつうのメッセージとしてトークに貼るだけです。専用の連携機能はありません。

ただし2026年に入って、この話には続きができました。LINEのトーク自体に日程調整の機能が入り、さらにカレンダーも追加されたためです。本記事では、調整さんのURLをLINEで共有する手順を確認したうえで、そもそも調整さんを開かずに済む場合を整理します。各機能の仕様は2026年8月時点の公式情報にもとづきます。

この記事の結論

調整さんとLINEに連携機能はなく、URLをトークに貼って共有します。一方でLINEのトークには [+] → [日程調整] が標準で入っており、候補日を並べて◯△×を集める、という調整さんと同じことができます。参加者が全員LINEにいるなら、調整さんを開く必要はありません。

日程調整ツール全般の選び方は、個人・小規模チーム向けリソース集にまとめています。

調整さんのURLをLINEで共有する手順

調整さんとLINEのあいだに、公式の連携機能はありません。調整さんはURLを配るだけのツールで、公式サイトも「URLをメンバーに送るだけで、イベントの出欠確認や日程調整ができる出欠表ツール」と説明しています(出典: 調整さん公式サイト)。つまりLINEでの共有は、URLをメッセージとして貼る、それだけです。

手順にすると次のようになります。

  1. 調整さんでイベント名と候補日を入力し、出欠表を作る
  2. 作成後に表示されるURLをコピーする
  3. LINEのトークを開き、メッセージ欄にURLを貼って送信する
  4. 参加者はURLを開き、名前を入力して各日程に◯×を入れる

公式サイトは作成を「2ステップ」「30秒で完成」と案内しています。グループトークに貼れば全員が同じ表を見られるので、幹事が個別に集計する必要はありません。注意点は、URLを知っている人なら誰でも開けることです。トークから転送された先でも回答できるため、社外の人が混ざる集まりでは扱いに気をつけてください。

ログインは要るのか、アプリはあるのか

よく一緒に調べられている2点なので、先に片づけます。ログインは不要です。公式サイトは「ログインなしで簡単作成」と明記しており、アカウントを作らずに出欠表を作って共有できます。参加者側も同じで、URLを開いて名前を入れるだけです。

専用アプリを探している場合も、基本はブラウザで完結します。LINEのトークからURLを開けばそのままブラウザが立ち上がるため、参加者に何かをインストールしてもらう必要はありません。「アカウントを作らせない」ことが調整さんの一番の強みで、これは後述するLINEの機能にも共通します。

LINEのトークに入っている日程調整

ここからが、2026年に調べる人にとって本題です。LINEのトークには日程調整の機能が標準で入っています。URLを発行して貼る、という手順そのものが不要になります。

手順は次のとおりです(出典: LINEみんなの使い方ガイド)。

  1. トークルームを開き、[+] → [日程調整] を選ぶ
  2. イベント名と説明を入力する
  3. 候補日を複数選ぶ
  4. メンバーを招待し、トークに送信する

参加者は各候補日に◯(参加)/△(未定)/×(不参加)で回答します。集計は自動で、参加率が最も高い候補日が緑色で強調されるため、幹事が数える作業もありません。誰がまだ答えていないかも一覧で分かります。

調整さんとの差を素直に言うと、◯△×の三段階も、自動集計も、どちらにもあります。違うのはトークの外に出るかどうかだけです。なお、トークとは別に「LINEスケジュール」という単体のサービスもあり、こちらはホーム>サービスから開いて、イベントを作って友だちに共有できます。

2026年に加わったLINEカレンダー

さらに2026年、LINEヤフー株式会社はLINEカレンダーを追加しました。2026年2月26日に発表され、LINE内の機能として2026年3月に提供開始、2026年7月にはYahoo!カレンダーを改称する形で単体アプリも登場しています(出典: LINEヤフー株式会社 ニュースリリース)。

日程調整に関係するのは次の3点です。

  • 共有カレンダー: グループで同じ予定表を持てる
  • 参加/不参加の確認: 予定に対して出欠を取れる
  • 自動リマインド: 開始1時間前・1日前に通知が届く

3つ目が地味に効きます。調整さんにも、LINEの日程調整にも、日程が決まったあとに思い出させる仕組みはありません。決まったのに当日忘れられる、という定番の失敗に効くのはリマインドだけで、それが標準で付いたのは2026年の変化です。

どちらを使うかの早見表

ここまでを、集まりの性質で引けるようにまとめます。

状況使うもの理由
参加者が全員LINEでつながっているLINEの[+]→[日程調整]URLの発行も貼り付けも不要。集計と強調表示まで同じ
LINEを使っていない人が混ざる調整さんURLさえ開ければ誰でも回答でき、アカウントが要らない
メールや社内チャットで配る調整さんLINEの機能はトークの外に持ち出せない
決まったあとに忘れられたくないLINEカレンダー1時間前・1日前の自動リマインドがある(2026年3月〜)
毎回同じ相手と何度も調整する予約ページ候補日を出し合う作業自体をなくせる

最初の3行はどちらでも大差ありません。相手にアカウントを作らせないという一点で、両方とも十分に優秀です。分かれ目は最後の2行にあります。

仕事で日程を押さえるなら、どちらでも足りない

ここまでは「みんなの都合を突き合わせる」話でした。仕事の予定を押さえる場合、問題の形が変わります。基準になる予定表が自分の側にしかなく、相手は空いている時間から選ぶだけだからです。この形は、調整さんにもLINEにも向いていません。

起きること投票型(調整さん・LINE)予約ページ
自分の空き時間毎回手で入力し、確定後に手で転記する既存の予定を読んで空き枠だけを表示
確定後の連絡手で送るか、送らずに忘れられる前日・直前に自動送信
参加者の範囲URLを知る全員が回答できる1対1の予約ページを個別に発行
有料の予定支払いは別の手段で回収する予約と同時に決済、または後日請求

候補日を出し合う回数が月に何度もあるなら、そもそも候補日を出す作業自体をなくすほうが早い、という判断になります。無料ツールから乗り換える基準は調整さんに似た無料ツールの記事で、3人以上が絡む調整の考え方は複数人の日程調整の記事で詳しく扱っています。

SailLab(セイルラボ)

SailLabの予約ページで空き時間から日時を選ぶ画面(調整さん・LINEの日程調整との違い)

SailLab は、予約ページの作成・カレンダー連携・自動リマインド・事前決済を1つにまとめた国産の予約システムです。候補日を出し合うのではなく、こちらの空き枠を相手が選ぶ形を前提にしています。

  • カレンダー双方向連携: Google・Outlookの既存予定を読み、空いている枠だけを表示します
  • 自動リマインド: 前日・1時間前など、回数とタイミングを設定できます
  • サービスメニューと担当者指名: 内容・時間・料金の異なるメニューを1ページで提供できます
  • 事前決済: Stripe連携で予約と同時にカード決済が完了します
プラン月額(税抜)主な機能
Free¥01対1予約、予約リンク1件、カレンダー連携、自動リマインド
Light月契約¥1,000/年契約¥800予約リンク無制限、ブランディング、定員つきイベント予約
Standard月契約¥1,500/年契約¥1,200サービスメニュー、担当者指名、Stripe決済
Professional月契約¥2,800/年契約¥2,240Standardの全機能+決済のプラットフォーム手数料0%

売上に対するプラットフォーム手数料は、Standardプランで3%、Professionalプランで0%です。いずれもStripeの決済手数料が別途かかります(2026年8月時点。詳細は料金ページを参照)。

なお、飲み会やサークルの日程調整に予約システムは要りません。ただ候補日を出して○△×を集めたいだけであれば、SailLabにも登録不要で使える日程調整があります。無料で回答5人まで、作ったものは1年間残ります。参加者が全員LINEでつながっているなら、この記事で見たLINEのトーク内の日程調整のほうが手数は少なく、そちらで足ります。ブラウザ版の調整さんの手順そのものは調整さんの作り方は登録なしで済む。詰まるのはその次の4つにまとめています。

まとめ:まずトークの[+]を開く

調整さんのURLをLINEで共有する方法は、トークに貼るだけです。連携機能はなく、ログインも要りません。

ただし2026年の答えとしては、その前にトークの[+] → [日程調整] を開いてみるのが早いはずです。候補日を並べて◯△×を集め、参加率の高い日を強調するところまで、調整さんと同じことがLINEの中で終わります。参加者にLINEを使っていない人がいるときだけ、調整さんのURLを使えば十分です。

月に何度も同じ相手と日程を合わせているなら、候補日を出す作業自体をなくす方法もあります。SailLabの無料アカウントなら、空き時間から選んでもらう予約ページを数分で1つ作れます(クレジットカード登録は不要です)。

森本 健 / SailLab 編集部

SailLab 編集部で、Googleカレンダー・Googleフォーム・Excel・Teams など、手元のツールで予約や日程調整を回す方法とその限界について書いています。

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