計算のしかた
このツールは、次の式で「実際に払う額」を出しています。
月あたりの実額 = 月額料金 +(決済手数料の合計率 × 予約で受け取る月商)
年間はこれを12倍したものです。「売上に対する負担率」は、実額が月商の何%にあたるかを示します。予約は受けるが決済はしないという運用であれば、月商を0のままにしてください。月額料金だけの比較になります。
決済手数料は、たいてい二重になっています
入力欄が「決済手数料の合計」となっているのは、この数字が多くの場合ひとつではないからです。
- カード決済そのものの手数料:決済代行会社に払うぶん。日本国内のカード決済では3%台後半が目安です。
- 予約システム側が上乗せする手数料:サービスやプランによって0%のこともあれば、数%かかることもあります。
比較したい2つのサービスについて、この2つを足した数字を入れてください。片方だけを見て比べると、実際の負担を取り違えます。料金ページに「手数料無料」と書かれている場合、それが上乗せ分だけを指しているのか、カード決済の手数料も含むのかは必ず確認してください。
なぜ「入れ替わる月商」を出しているのか
月額が安く手数料が高いプランと、月額が高く手数料が安いプランは、どちらが得かが月商によって入れ替わります。売上が小さいうちは月額の差がそのまま効き、売上が伸びるほど手数料率の差が効いてくるためです。
入れ替わる地点は、次の式で求められます。
入れ替わる月商 =(月額の差)÷(手数料率の差)
たとえば月額0円・手数料6.6%のプランと、月額5,000円・手数料3.6%のプランなら、5,000 ÷ 0.03 = 約166,667円。月商が16万円台を超えたところで、無料プランのほうが高くつきます。この地点は、どちらの料金ページにも書かれていません。
なお、片方が月額でも手数料でも下回っている場合は、月商がいくらでも順位は変わりません。その場合ツールは入れ替わる地点ではなく、その旨を表示します。
この計算に入っていないもの
費用の全体像を出すツールではなく、継続的にかかる金額だけを比べるものです。次のものは含んでいません。
- 初期費用・導入費用
- オプション機能の追加料金、アカウント数による従量課金
- 年払いにした場合の割引
- 返金・チャージバックが発生したときの手数料の扱い
- 消費税
年払い割引があるサービスを比べるときは、割引後の月額に換算した金額を入れてください。
SailLabの数字を入れる場合
参考までに、SailLabの数値は次のとおりです。決済機能はStandardプラン以上で使えます。
| プラン | 月額(税抜) | 決済手数料の合計 |
|---|---|---|
| Free / Light | ¥0 / ¥1,000 | 決済機能なし |
| Standard | ¥1,500(年払い ¥1,200) | 当社3% + Stripe約3.6% = 約6.6% |
| Professional | ¥2,800(年払い ¥2,240) | 当社0% + Stripe約3.6% = 約3.6% |
StandardとProfessionalは機能が同じで、違いは決済手数料だけです。月額の差は1,300円、手数料率の差は3%なので、入れ替わる月商は 1,300 ÷ 0.03 = 約43,333円。予約経由の月商が4万円台を超えるなら、Professionalのほうが安くなります。上のツールに入れて確かめてみてください。
予約システムの選び方そのものについては、サービス業の予約システムの選び方で、料金以外の判断基準もあわせて整理しています。