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面接・面談の日程調整メール例文|提示・変更・確定【2026年版】

12分で読める 森本 健 / SailLab 編集部
面接・面談の日程調整メール例文|提示・変更・確定【2026年版】

「候補日は出した。返信も来た。それでも、まだ決まっていない」。面接の日程調整で手が止まるのは、たいていこの状態です。候補者からの返信は届いていて、あとは面接官に確認するだけ。その確認が返ってくるまでの半日か1日が、そのまま候補者の待ち時間になります。採用担当として候補者と面接官の間に立つ人にも、これから企業に返信する候補者にも、同じ滞りが見えています。

日程が決まらないのは、文面が悪いからではありません。メールを書いている人が、押さえようとしているカレンダーの持ち主ではないからです。この記事では、企業から候補日を出す1通、変更をお願いする1通、候補者が返信する1通を例文で示したうえで、理想と実際の日数がどこで開くのか、待たせた日数が何に変わるのか、面接官の空きを先に押さえる方法までを順に扱います。

採用まわりの受け方を一度に見直したい方は、営業・採用のためのリソース集もあわせてご覧ください。

企業から候補日を出す1通(初回連絡の例文)

面接の日程調整メールを作成する手元とノートパソコン

初回の連絡で決まるのは、候補者が1通目で返信を完了できるかどうかです。打ち合わせの日程調整と違い、面接の連絡には選考段階・面接官の人数・実施形式・当日の連絡先が要ります。ここが抜けていると、日程とは関係のない質問で1往復増えます。

  • 選考段階――一次か二次か、これで終わりか。候補者は前後の予定を組み立てています
  • 所要時間と面接官の人数――「60分・面接官2名」まで書くと、候補者は前後の予定を空けられます
  • 実施形式――オンラインか来社か。来社なら住所と最寄り、オンラインならURLの送付時期
  • 当日の連絡先――遅れそうなときにどこへ連絡するか。電話番号を1つ書けば足ります
  • 返信の期限――「◯日(◯)までに」と日付で書きます。「お早めに」は期限ではありません

件名

【面接日程のご連絡】◯◯株式会社・採用担当

本文

◯◯ ◯◯様

お世話になっております。
◯◯株式会社 採用担当の△△です。

このたびは弊社の求人にご応募いただき、ありがとうございます。
書類選考の結果、一次面接にお進みいただくこととなりました。

下記のいずれかで、ご都合のよい日時をお知らせください。
・8月18日(月)14:00〜
・8月19日(火)10:00〜
・8月20日(水)16:00〜

所要時間:60分(面接官2名)
実施形式:オンライン(URLは日程確定後にお送りします)
当日のご連絡先:03-0000-0000

お手数ですが、8月13日(水)までにご返信いただけますと幸いです。
いずれもご都合が合わない場合は、ご希望の日時を2〜3件お知らせください。

候補日は「14:00〜17:00」のような幅ではなく、開始時刻で出します。面接は所要時間が決まっているため、幅で出すと候補者が開始時刻を選び、こちらがそれを面接官に確認し直す往復が生まれます。幅が有効なのは、相手の裁量で長さが変わる打ち合わせのほうです。

候補日の数は3つが目安です。ただし、その3つが面接官の予定として押さえられていない場合、数を増やすほど後の確認が重くなります。この点は理想と実際の日数の差で詳しく扱います。

日程を変更してもらうときの例文

面接日程の変更を検討するデスク上のカレンダーとノートパソコン

変更をお願いする1通に必要なのは、お詫び・新しい候補・確定の方法の3つです。理由は一行で足ります。社内の事情を詳しく書くほど、候補者は「この会社では優先順位が低いのか」と読み取ります。

件名

【日程変更のお願い】8月19日の面接について(◯◯株式会社)

本文

◯◯ ◯◯様

お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。

8月19日(火)10:00にお約束しておりました面接につきまして、面接官の都合により実施が難しくなりました。ご予定をいただいていたにもかかわらず、申し訳ございません。

代わりに、下記の日時であればいずれもお受けできます。
・8月21日(木)10:00〜
・8月22日(金)15:00〜
・8月25日(月)11:00〜

ご都合のよいものを1つお知らせいただければ、こちらで確定し、当日のご案内をお送りします。
いずれも難しい場合は、ご希望の日時をお知らせください。

この文面で効いているのは「いずれもお受けできます」の一言です。提示した時点で面接官の枠が確保されていると伝わるため、候補者は1つ選ぶだけで終わります。逆に、確保していない候補日を並べると、選んでもらったあとにもう一度「確認します」と返すことになります。

候補者から変更を申し出られたときは、受けるかどうかを最初の一行に書きます。「承知しました」を先に置くと、そのあとの日程調整を読む側の緊張が下がります。

候補者からの変更依頼に返す(本文のみ)

ご連絡ありがとうございます。日程の変更、承知しました。

下記でしたら面接官の予定を確保できております。
・8月21日(木)10:00〜
・8月22日(金)15:00〜

ご都合のよいほうをお知らせください。選考への影響はありませんので、ご安心ください。

候補者が返信するときの例文(承諾・別日・辞退)

スマートフォンで面接日程のメールを確認して返信する場面

返信は、結論・日程・署名の3つで足ります。件名は変えずにそのまま返信し、引用は消さずに残します。企業側は複数の候補者を同じ形式で追っているため、件名と引用がそろっているほど処理が速くなります。

提示された日程で問題ない場合

◯◯株式会社 採用ご担当 △△様

お世話になっております。◯◯(氏名)です。
面接のご案内をいただき、ありがとうございます。

下記の日時でお願いいたします。
・8月19日(火)10:00〜

当日はどうぞよろしくお願いいたします。

提示された日程が合わない場合

お世話になっております。◯◯(氏名)です。
面接のご案内をいただき、ありがとうございます。

恐れ入りますが、ご提示いただいた3日程はいずれも都合がつきませんでした。
下記であればお伺いできます。

第1希望:8月21日(木)10:00〜
第2希望:8月22日(金)15:00〜
第3希望:8月25日(月)終日

ご調整いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

希望に順位を付けるのは、体裁のためではありません。企業側は面接官の枠を1つだけ押さえて折り返します。第1希望が埋まっていた場合、順位がなければもう一度こちらに聞き直すことになり、そこで半日から1日が失われます。

選考を辞退する場合

お世話になっております。◯◯(氏名)です。

面接のご案内をいただきながら恐縮ですが、検討の結果、今回は選考を辞退いたします。

貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、このようなご連絡となり申し訳ございません。
末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

辞退の理由は書かなくて差し支えありません。書く場合も一行で足ります。企業側にとって必要なのは理由ではなく、その枠を他の候補者に回してよいという情報です。連絡が早いほど、その枠は活きます。

理想は当日中、実際は1〜5日——差が生まれる場所

この差は、文面の巧拙ではなく、確認する相手の数で決まります。採用担当者を対象にした調査では、日程調整にかけたい時間として「当日中」「翌日中」と答えた企業が71.2%にのぼる一方、実際には「1〜2日程度」が48.3%、「3〜5日程度」が29.7%で、約8割が1〜5日を要していました。同じ調査で「採用活動で困っていること」の1位は「面接日程の調整が煩雑」の51.9%で、応募数や内定辞退より上に来ています(出典: 『日本の人事部』「採用活動の面接日程調整における理想と現実のギャップを調査」、2026年1月公表、調査実施は株式会社アイシス、対象は直近3年以内に新卒採用を経験した担当者437名)。

理想を知らないから遅いのではありません。全員が「早く決めたい」と考えたうえで、1〜5日かかっています。原因は、日程を決める権限とカレンダーが別の人にあることです。公開されている転職者の相談に、元採用担当者がこう答えています。「人事としてはさっさと進めたいのですが、面接官を偉い人がやる場合には、そうそう急かすわけにもいきませんし」(出典: Yahoo!知恵袋の公開質問への回答、2021年11月)。

往復が3回になる流れと、1回で終わる流れ 候補日を確保せずに出すと、人事・候補者・面接官の間で3往復が必要になる。面接官の空き枠を先に確保しておくと、候補者が選んだ時点で確定する。 いま:候補日を確保せずに出す 人事 → 候補者 候補日を3つ提示 候補者 → 人事 1つ選んで返信 人事 → 面接官 空いているか確認 面接官 → 人事 埋まっていれば差し戻し 確認が返るまで候補者は待機。埋まっていた場合は候補日の提示からやり直しになります。 所要:半日〜数日 置き換え後:面接官の空き枠を先に確保する 面接官のカレンダー 空いている枠だけが公開される 候補者 1つ選ぶ その場で確定 双方に確認メールが届く 面接官への確認が事前に済んでいるため、選ばれた時点で予定が入ります。 所要:候補者が開いた瞬間 短くしているのは文面ではなく、確定に必要な確認の回数です。
候補日を確保してから出すかどうかで、確定までの往復回数が変わります。

件数で見ると重さが分かります。たとえば書類選考の通過が週に5名、面接官が2名いる職種を考えます。1名あたり3往復で15通、面接官への確認を挟むたびに半日待つとすれば、5名を確定させるだけで1週間の半分が埋まります。ここで候補者に見えているのは、返信の間隔だけです。

待たせた日数は、そのまま辞退の窓になります

面接に使われないまま並んだ会議室の椅子

待っている間、候補者は他社の選考も進めています。転職経験者への調査では、面接を辞退した経験がある人が68.8%、そのうち81.5%が「面接の日程が決まってから、面接の前日まで」の間に辞退していました。理由には「他社で内定を得た」16.2%、「他社の選考が進んだ」13.2%が並びます(出典: doda人事ジャーナル「面接を辞退する応募者のホンネとは?」、2020年3月公表、対象は20〜30代の転職経験者298名)。

この数字が示しているのは、危ないのは面接当日ではなく、日程が決まってから当日までの空白だということです。そして日程調整に3日かけ、そこから8日後の面接を設定すれば、その空白は11日間になります。調整にかけた日数は、そのまま辞退が起こりうる期間の長さに足されます。

候補者に他の選択肢があることは、市場の数字にも表れています。2026年6月の有効求人倍率は1.18倍で、求職者1人に対して求人が1件以上ある状態が続いています(出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」、2026年7月31日公表、ハローワーク経由の求人・求職、季節調整値)。並行して受けている前提で組み立てたほうが、実態に合います。

できることは2つです。調整にかかる日数を削ることと、空白の間に連絡を1本入れること。前者はこのあとの節で、後者は前日のリマインドで足ります。

面接官の空きを先に押さえる

面接官と候補者が向かい合って面接を行う様子

往復を減らす方法は1つしかありません。候補者に日程を渡す前に、その枠を面接官の予定として確保しておくことです。予約リンクを使う場合、確認したいのは次の4点です。

  1. 面接官のカレンダーと双方向でつながるか――Google と Outlook の両方に対応し、ツールの外で入った予定も自動的に予約不可になるか
  2. 複数の面接官に対応できるか――2名以上が同席する二次面接で、全員が空いている枠だけを出せるか。片方だけ空いている枠が出ると、結局は確認が発生します
  3. 候補者側の手間――登録もアプリも不要で開けるか。選考の途中でアカウント作成を求めると、そこで離脱します
  4. 確定と同時に何が出るか――会議URLの発行、双方への確認メール、前日のリマインドまで自動で出るか

以下では、この4点を満たすツールの一例として、SailLab を取り上げます。

SailLab(セイルラボ)

SailLab の予約リンク設定画面

SailLab は、空き枠の公開から予約の受付、確認・リマインドメールの送信までを1つにまとめた国産の予約システムです。

  • カレンダー双方向同期: Google カレンダーと Microsoft Outlook の両方につながり、SailLab の外で入った面接官の予定も自動的に予約不可になります
  • 複数担当者の同席: 面接官を複数指定すると、全員が空いている時間だけが候補として表示されます。必須・任意・「いずれか1名」の指定もできます(Light プラン以上)
  • 候補者は登録不要: リンクを開いて枠を選ぶだけで確定します。アカウント作成もアプリのインストールも要りません
  • 会議URLの自動発行: Google Meet・Zoom・Microsoft Teams から選ぶと、確定と同時にURLが作られ、確認メールに入ります
  • 確認・リマインドメール: 日本語と英語で自動送信され、日程が変わったときは新しい内容に差し替わります

面接の段階ごとに、リンクを分けて持つ形が扱いやすくなります。

  • 一次面接用のリンク: 30分・オンライン・担当1名。書類選考の通過連絡にリンクを貼れば、候補日の提示そのものがなくなります
  • 二次面接用のリンク: 60分・面接官2名。2人とも空いている枠だけが出るため、確認の往復が発生しません
プラン月額(年契約・税抜)この記事に関係する範囲
Free¥0予約リンク1件、Google / Outlook 連携、会議URL自動発行、確認・リマインドメール
Light¥800予約リンク無制限、複数担当者の同席、独自URL、ブランドカラー
Standard¥1,200複数担当者への自動割り当て、組織管理、予約データの分析

一次面接だけを1本のリンクで受けるなら Free プランの範囲に収まり、二次面接で面接官2名の同席枠を出す場合に Light プラン以上が必要になります(2026年8月時点)。料金の詳細は料金プランでご確認ください。なお、採用管理システム(ATS)との連携は現時点では提供しておらず、応募者情報の管理は既存の仕組みを併用する前提になります。

面接官が兼務で、日程調整の窓口が1〜2人に集中しているチームに向いたツールです。

次の募集が始まる前に決めておくこと

次の採用に向けて面接の受け方を整理するデスクとノート

例文は募集が始まってからでも書けますが、往復の回数は募集が始まる前にしか変えられません。次の求人を出す前に、3つだけ決めておけば足ります。

  1. 一次面接の枠を、誰のカレンダーから出すか――担当が1名なら、その人の空き枠をそのまま公開できます。ここが決まると、候補日を考える作業自体がなくなります
  2. 二次以降の同席ルール――2名必須なのか、どちらか1名でよいのか。先に決めておかないと、毎回その確認から始まります
  3. 変更と辞退の宛先――候補者が当日に連絡する先を1つに固定します。個人のアドレスにしないでおくと、担当が不在の日でも止まりません

面接以外の日程調整メールもまとめて整えたい場合は日程調整メールの書き方と例文を、確認やリマインドの文面は予約確認メールとリマインドの例文をご覧ください。採用の場面での使い方は採用担当者向けの活用例にまとめています。

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