SailLab
リソース一覧に戻る

日程調整メールの例文|依頼・返信・お断りの書き方【2026年版】

11分で読める 森本 健 / SailLab 編集部
日程調整メールの例文|依頼・返信・お断りの書き方【2026年版】

「候補日を3つ出したのに、返事が来る頃には1つ埋まっていた」「『了解しました』は失礼だと聞いてから、返信のたびに手が止まる」――取引先やお客様との打ち合わせ、面談、商談の日程を、いまメールで決めている方に向けた記事です。

日程調整のメールが3往復も4往復もするのは、文面が下手だからではありません。原因は、提示した候補日を誰も押さえていないことにあります。この記事では、依頼・返信・お断りでそのまま使える例文を先に示し、そのうえで往復が増える仕組み、1往復にかかっている時間、メールを書かずに日程を決める方法までを順に扱います。

商談や面接の日程調整をチーム全体で見直したい方は、営業・採用チーム向けリソース集もあわせてご覧ください。

まず使える型:日程調整をお願いするメール

ノートパソコンで日程調整メールを作成する手元

日程調整をお願いするメールに必要な要素は4つです。用件が分かる件名・候補日・所要時間と形式・返信の期限。この4つがそろっていれば、装飾的な前置きは要りません。次の型はそのままコピーして使えます。

件名

【日程調整のお願い】〇〇の件(△△株式会社・山田)

本文

〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。
△△株式会社の山田です。

先日ご相談いただいた〇〇の件について、一度お打ち合わせのお時間をいただけますでしょうか。

下記のうち、ご都合のよい時間帯をお知らせください。
・8月6日(水)10:00〜12:00
・8月7日(木)14:00〜17:00
・8月8日(金)終日

所要時間は45分、オンラインを想定しております。会議URLは日程確定後にお送りいたします。
上記でご都合が合わない場合は、〇〇様のご都合を2〜3件お知らせいただけますと幸いです。

お手数をおかけしますが、8月4日(月)までにご返信いただけますと助かります。

この型で効いているのは、候補日の出し方です。「8月6日 10:00」のような点ではなく、時間帯の幅で出すと、相手は自分の予定に重ねて選べます。点を5つ並べるより、幅を3つ出したほうが1回で決まります。

相手が目上で、こちらから日時を指定しづらい場合は、候補を出さずに聞く形にします。ただし「ご都合のよい日時をお知らせください」だけでは、相手が自分のカレンダーを一から読む作業を丸ごと引き受けることになります。範囲と件数を添えると負担が下がります。

  • 8月上旬で、ご都合のよい日時を2〜3件お知らせいただけますと幸いです」
  • 「所要時間は45分を予定しております」(相手が枠を探しやすくなります)
  • 「オンライン・貴社訪問のどちらでも対応いたします」(形式の判断も先に渡します)

返信する側の例文:承諾・別日の提案・お断り

スマートフォンでメールアプリを開き、日程調整の返信を確認する様子

返信で迷いやすいのは3つの場面です。提示された日程で問題ない場合・合わない場合・そもそも辞退する場合。いずれも、結論を先に書いて、必要な情報を添えるだけで足ります。

承諾する場合

〇〇様

ご連絡ありがとうございます。△△株式会社の山田です。

それでは、8月7日(木)14:00〜14:45でお願いいたします。
当日は私と、担当の佐藤の2名で伺います。

会議URLをお送りいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

ここでの要点は、幅で提示された候補を、自分の側で1点に確定して返すことです。「7日の午後で大丈夫です」と返すと、相手はもう一度時刻を決めて送り直すことになり、そこで1往復増えます。

別の日程を提案する場合

〇〇様

ご連絡ありがとうございます。△△株式会社の山田です。

大変恐縮ですが、ご提示いただいた日程はいずれも別件が入っており、調整が難しい状況です。
同じ週でしたら、下記の時間帯であれば承ります。

・8月8日(金)13:00〜17:00
・8月12日(火)10:00〜12:00

こちらの都合で恐れ入りますが、ご検討いただけますと幸いです。

断り方そのものより、代替案を同じメールに入れるかどうかで往復の数が変わります。「調整がつきません」だけで返すと、相手はゼロから候補を作り直します。

辞退する場合

〇〇様

お打ち合わせのご提案をいただき、ありがとうございます。

恐れ入りますが、現在は社内で〇〇の方針を検討中のため、今回は見送らせてください。
状況が変わりましたら、あらためてご連絡いたします。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

辞退の返信で理由を細かく書く必要はありません。見送る意思と、次に連絡しうるかどうかの2点が伝われば十分です。

相手を不快にさせやすい言い回しと、その置き換え

日程調整メールの文面をノートに書き出して見直す様子

日程調整のメールで手が止まる原因の多くは、内容ではなく数語の言い回しです。よく挙がるものを、置き換えとセットで整理します。

避けたい表現受け取られ方置き換え
了解しました社外や目上には軽く響く承知しました/承りました
大丈夫です可・不可のどちらとも読める問題ございません/その日時で承ります
ご都合のよい日時をお知らせください(だけ)相手が候補づくりを丸ごと負う範囲と件数を添える(「8月上旬で2〜3件」)
取り急ぎご連絡まで用件を途中で切り上げた印象用件を書き切って結ぶ
なるはやでお願いします社外には通じない・急かす印象8月4日(月)までにご返信いただけますと助かります

置き換えの方向はどれも同じです。相手が判断に使う情報を、こちらが先に確定させる。丁寧さは語尾ではなく、相手に残す作業量で決まります。

3往復になる原因は、候補日を押さえていないこと

ここまでの型どおりに書いても、往復が2回、3回と増えることがあります。文面の問題ではありません。メールで提示した候補日は、送った瞬間から古くなっていくからです。

候補日を3つ書いて送信した時点で、その3枠は自分のカレンダー上ではまだ「空き」のままです。誰も押さえていないので、社内の別件が入ります。相手の側でも同じことが起きています。返信が届く頃には、どちらかの枠が1つ消えている――これが再提示の正体です。

返信が数分で返らないことは、構造的に決まっています。日本のビジネスパーソンは1日あたり平均52.27通を受信し、メール対応に2時間26分を使っています(出典: 一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2025」、2025年6月2日公表、回答者1,462名)。1通が読まれるまでに時間がかかるのは、相手が怠慢だからではありません。

時間帯の制約もあります。厚生労働省の研究会に提出された調査では、勤務時間外や休日の社内連絡(メール・チャット・電話等)について、「災害時等の緊急連絡を除いて連絡しないこととしている」企業が29.6%、「急を要する業務に関する連絡のみ認めている」企業が26.5%でした(出典: 厚生労働省 労働基準関係法制研究会(第1回)資料「労働時間制度等に関するアンケート調査結果について(速報値)」、令和6年1月23日、企業n=3,441。対象は社内連絡のルール)。夕方に送ったメールが翌営業日まで動かない前提は、実務のルールとして共有されつつあります。

日程調整メールが往復する流れと、空き枠リンクで決める流れの比較 メールでは候補日が押さえられないため再提示が発生するのに対し、リンクでは選ばれた時点で枠が確保されることを示した図 メールで候補日を出す場合 候補日を3つ送る 枠は空いたまま 返信を待つ 数時間〜翌営業日 1枠が埋まる 別件が先に入る 候補を出し直す 往復が1回増える 確定まで平均2〜3往復 空き枠のリンクを送る場合 リンクを1通送る 空き枠は常に最新 相手が選んだ時点で確保 その瞬間に枠が閉じる 確定通知と会議URL 自動で双方に届く 往復の数を決めているのは、文面ではなく「枠が押さえられているか」です
図: メールの候補日は送信後も空いたままですが、リンクは選ばれた瞬間に枠が閉じます。

この違いが分かると、対策の方向が変わります。候補日を4つに増やしても、返信が遅れれば同じことが起きます。増やすべきなのは候補の数ではなく、選ばれた瞬間に枠が閉じる仕組みです。

1往復にかかっている時間を自分の数字で出す

日程調整にかかる時間を電卓とメモで計算する様子

往復を減らす価値は、簡単な掛け算で出せます。先ほどの調査では、1日65通前後のメールに2時間26分ですから、1通あたりおよそ2分です。ただし日程調整のメールはカレンダーを開いて判断が必要なので、実際にはこれより長くかかります。

たとえば、社外1名との打ち合わせを3往復で決めた場合を考えます。1往復あたり、送る側と受け取る側で合わせて10分と見積もると、1件の日程調整に約30分。これを月10件行えば月5時間です。時間単価を¥3,000とすれば月¥15,000、年間で¥18万円になります。

数字はご自身のものに置き換えてください。「月の打ち合わせ件数 × 往復回数 × 1往復あたりの分数」で出ます。参加者が増えれば、確認する人数の分だけ掛け算の項が増えます。

この時間が軽視されやすいのは、1通ずつが短いからです。営業職を対象とした調査では、無駄だと感じる業務の1位が社内会議(51.7%)でした(出典: HubSpot Japan「日本の営業に関する意識・実態調査2024」、2024年2月19日公表、対象は日本の営業担当者・営業組織)。会議そのものは見直しの対象になっても、その手前の日程調整は「仕事のうち」として数えられないまま残ります。

カレンダーとノートパソコンで打ち合わせの空き枠を確認する様子

候補日をメールに書く代わりに、空き枠のページを1本のURLで送る方法があります。相手はページ上で枠を選ぶだけで、その時点で予定が確定します。導入を検討する際に見ておきたいのは、次の4点です。

  • 選ばれた瞬間に枠が閉じるか(他の人が同じ枠を取れなくなるか)
  • 自分のカレンダーの既存予定と自動で突き合わせるか(社外ツールで入れた予定も含めて)
  • 相手がアカウント登録なしで完了できるか(氏名とメールアドレスだけで済むか)
  • 確定後の会議URLとリマインドまで自動で届くか

料金の見方も一点だけ。月額とは別に予約1件ごとの課金があるツールでは、打ち合わせが増えるほど費用が伸びます。日程調整は件数が読みにくいので、固定費で収まるかどうかは先に確認しておく項目です。

以下では、この4点をすべて満たすツールの一例として、SailLab を取り上げます。

SailLab(セイルラボ)

SailLabで作成した打ち合わせ用の予約リンクをスマートフォンから共有する様子

SailLab は、空き枠の共有と予約受付を1つにまとめた国産の日程調整ツールです。メールに貼る1行のURLから、相手が枠を選んだ時点で予定が確定し、会議URLとリマインドまで自動で流れます。

  • 空き枠の共有: 直近3日分の空き枠を、メールにそのまま貼れるテキストとQRコードで書き出せます。「まずは文面に候補を書きたい」場合にも使えます
  • カレンダー連携: Google カレンダーと Microsoft Outlook に双方向で同期し、どのカレンダーを競合判定に使うかを個別に選べます
  • 会議URLの自動発行: Zoom・Google Meet・Microsoft Teams のいずれかを予約ごとに自動作成し、日程変更時は張り替えます
  • 使い捨てURL: 1回予約されると失効するリンクを発行できます。特定の相手に送る商談用に向いています
  • 日本語・英語の切り替え: 予約ページの表示言語をリンクごとに指定でき、確認メールとリマインドメールも同じ言語で届きます

リンクは用途ごとに分けて作れるため、たとえば次のような使い分けができます。

  • 社外の商談用: 使い捨てURLをメールに1行だけ貼る。相手は氏名とメールアドレスの入力で確定でき、会議URLは自動で届きます
  • 社内の1on1・面談用: 常設の予約ページを共有し、前日のリマインドを自動送信。日程変更も相手側のリンクから完結します
プラン月額(税抜)予約ページ
Free¥01つ
Light¥1,000(年払いで月あたり¥800)無制限
Standard¥1,500(年払いで月あたり¥1,200)無制限
Professional¥2,800(年払いで月あたり¥2,240)無制限

予約件数による追加課金はなく、Freeプラン(¥0)でも予約ページを1つ作れます(2026年8月時点。プランの詳細は料金ページを参照)。社外との打ち合わせや面談をメールで決めている、個人・小規模チームに向いたツールです。

メールで送るか、リンクで送るかの使い分け

メールの例文をリンクで全部置き換える必要はありません。相手と場面によって、向き不向きがはっきり分かれます。次の基準で選べば十分です。

場面向いている方法理由
初回の連絡、目上の相手メールの文面(候補は幅で3つ)関係づくりの一通目にURLだけを置くと、事務的に映ることがある
2回目以降のやり取りリンク相手も面識があり、選ぶだけで済むほうが早い
すでに1往復して決まらなかったリンク再提示した候補も同じ理由でまた古くなる
参加者が3名以上リンク全員の空きが重なる枠だけを出せるので、確認の往復が消える
日時がほぼ決まっているメールの文面確認の一通で足りる

切り替える順番も一つに決める必要はありません。文面はこの記事の型をそのまま使い、2回目以降だけリンクに寄せるところから始めると、相手にも社内にも説明が要りません。

採用面接の日程調整はセミナー予約システムの解説で扱う定員管理の考え方が近く、少人数チーム全体の予約設計は中小企業向け予約システムの解説で詳しく扱っています。空き枠を押さえたまま送れる予約ページは、無料アカウントから作成できます(クレジットカード登録は不要です)。

シェア X / Twitter LinkedIn

予約受付を、SailLabで自動化する

カレンダー連携・自動リマインド・事前決済までを1つの予約ページに。無料プランは登録3分、クレジットカード登録は不要です。