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フォーム営業はどこまで送ってよいか。やり方と文面、法律の線引き

17分で読める 中村 遼 中村 遼 / SailLab 編集部
フォーム営業はどこまで送ってよいか。やり方と文面、法律の線引き

「フォーム営業は違法ではないのか」。問い合わせフォームから提案を送ろうと考えた人が、最初に引っかかるのはこの点です。検索すると「特定電子メール法の対象外なので問題ない」という説明と、「営業お断りの相手に送ると違法になりうる」という説明が並んでいて、どちらも法律の条文には触れていません。

この記事は、フォーム営業を始めようとしている法人営業の担当者や、小さな会社の代表に向けたものです。まず特定電子メール法が「電子メール」をどう定めているかを条文で確かめ、そのうえで、受け取る側の声から送ってよい相手と送らない相手を分けます。後半では、リストと送信数の決め方、返信をそのまま商談の予約につなげる文面、数字での見直し方を扱います。この記事は法律の内容を紹介するもので、個別の事案の判断は含みません。

この記事の結論

フォーム営業は、相手企業の問い合わせフォームに提案を送る営業です。特定電子メール法は、全部または一部にSMTPを使う通信を「電子メール」と定めており、フォームの送信がこれに当たるかを総務省のガイドラインは示していません。送信者名と停止の連絡先を必ず書き、「営業お断り」や相談予約用のフォームには送らないことが線引きです。

営業と採用の進め方に関するほかの記事は、営業・採用チーム向けリソース集から探せます。

フォーム営業は、相手のフォームに提案を書き込む営業

フォーム営業は、営業したい企業のホームページにある問い合わせフォームに、自社の提案を書き込んで送る方法です。担当者のメールアドレスを知らなくても、会社に直接メッセージを届けられるのが特徴です。ほかの方法との違いと、向いている商材を先に確認します。

メール営業・テレアポとの違い

方法届く先相手の時間向いている使い方
フォーム営業会社の問い合わせ窓口相手の都合で読まれるまだ接点のない会社に、最初の提案を届ける
メール営業名刺交換などで知った個人のアドレス相手の都合で読まれるすでに接点のある人に、案内を続ける
テレアポ会社の代表電話や部署その場で相手の時間を使う短時間で反応を確かめる

フォーム営業は、テレアポのように相手の作業を止めず、メール営業のように個人のアドレスを集める必要もありません。その代わり、問い合わせ窓口に届くため、担当者に回してもらえるかどうかは、受け取った人の判断次第です。窓口の人が読んで「これは担当に回す価値がある」と思える内容でなければ、そこで止まります。

この方法のメリットは、接点のない会社に、相手の時間を奪わずに届けられること、少ない人数でも数を送れることです。デメリットは、フォームごとに入力項目が違って手間がかかること、ボット対策で送れないフォームがあること、そして送り先を誤ると苦情につながることです。3つ目は次の章以降で詳しく扱います。

テレアポとの組み合わせで使う会社もあります。フォームで提案を送り、数日後に電話で「お送りした件で」と話を始めると、まったくの初めての電話より話を聞いてもらいやすくなります。電話の進め方はテレアポのコツの記事にまとめています。

向いている商材、向かない商材

向いているのは、相手の会社の課題がホームページから読み取れる商材です。採用ページを見れば人手不足がわかる、店舗の数を見れば予約の管理が大変そうだとわかる、といった具合に、送る前に相手の状況を推測できると、文面に相手ごとの一文を入れられます。

向かないのは、相手ごとの違いがほとんどなく、全社に同じ文面を送るしかない商材です。誰にでも当てはまる文面は、窓口で読み飛ばされやすくなります。また、個人の消費者向けの商品は対象外です。フォーム営業は法人に対する営業の方法として考えてください。

始める前に、多くの人が最初に気にする法律の扱いを、条文で確かめておきます。

特定電子メール法は、フォームにかかるのか

広告や宣伝のメールについては、特定電子メール法(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)が、送ってよい相手や、メールに書くべきことを定めています。フォーム営業がこの法律の対象になるかは、法律が「電子メール」をどう定義しているかで決まります。

法律が定める「電子メール」

特定電子メール法の第2条第1号は、電子メールを、特定の者に対して通信文などを相手の端末の画面に表示されるようにして伝える電気通信のうち、「総務省令で定める通信方式を用いるもの」と定めています(出典: e-Gov法令検索「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、2026年10月5日確認)。

その通信方式を定める総務省令は、次の2つを挙げています(出典: e-Gov法令検索「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律第二条第一号の通信方式を定める省令」)。

  1. その全部又は一部においてシンプルメールトランスファープロトコル(SMTP)が用いられる通信方式
  2. 携帯して使用する端末に、電話番号を使って通信文などを伝える通信方式(いわゆるSMS)

広告や宣伝のために、営利団体や営業を営む個人が送る電子メールが、この法律の「特定電子メール」です。特定電子メールには、原則としてあらかじめ同意した相手などにしか送れないこと(第3条)、送信者の氏名または名称と、受信を拒否する連絡先を表示すること(第4条)、送信者の情報を偽らないこと(第5条)などが定められています。

フォームの送信は、どこに当たるか

ホームページのフォームに文章を入力して送信する操作そのものは、メールソフトからメールを送る操作とは違います。この点だけを見て、「フォームは電子メールではないので法律の対象外」と説明している解説もあります。

一方で、省令の文言は「その全部又は一部において」SMTPが用いられる通信方式です。多くの問い合わせフォームは、入力された内容を、受け取る会社の担当者にメールで届ける仕組みになっています。フォームから送った提案が、途中からメールとして相手の画面に表示されるなら、この「一部」に当たるのではないか、という読み方も成り立ちます。

総務省と消費者庁の「特定電子メールの送信等に関するガイドライン」を2026年10月5日に確認したところ、フォームという言葉が出てくるのは、同意を取得する方法としてのウェブフォームの説明だけでした。他社の問い合わせフォームから送る営業が法律の対象になるかについては、ガイドラインに記載がありません(出典: 総務省・消費者庁「特定電子メールの送信等に関するガイドライン」、平成23年8月版、総務省のページに掲載)。

つまり、条文とガイドラインを読む限り、「対象外なので自由」とも「対象なので違法」とも言い切れません。迷う場合は、弁護士や、総務省・消費者庁が案内する迷惑メールの相談窓口に確認してください。実務としては、法律の表示のルールが適用されても困らない書き方をしておくのが安全です。文面に、会社名と送信者の名前、今後の連絡が不要な場合の連絡先を必ず入れます。これは法律の有無にかかわらず、受け取る側への最低限の礼儀でもあります。

なお、名刺交換をした相手や、すでに取引のある相手にメールで案内を続ける場合の同意や例外のルールは、インサイドセールスの立ち上げの記事で、総務省の資料をもとに整理しています。

法律の手前にある、相手のサイトの条件

法律の扱いがどうであれ、先に効くのは相手のホームページが示している利用条件です。問い合わせフォームに「営業目的のご連絡はご遠慮ください」「営業のご案内はこちらのフォームへ」と書かれていれば、それが相手の意思表示です。

多くの解説が、この表示のある相手には送らないことを勧めています。法律の解釈を待つまでもなく、相手が断っている窓口に提案を送っても、読まれる見込みはほとんどありません。会社の評判を下げる分だけ、送らないほうが得です。

法律より先に効くのは、受け取る側の事情です。次は、受け取る側から見たフォーム営業を見ていきます。

送ってよい相手、送らない相手

フォーム営業の解説は、送る側の効率から書かれたものがほとんどです。ここでは受け取る側の声から、送ってはいけないフォームを洗い出し、送る前に確認する手順にまとめます。

受け取る側から見たフォーム営業

受け取る側でいちばん困っているのは、問い合わせフォームが本来の仕事の入口になっている小さな事業者です。ホームページで相談予約のフォームを受けている人は、Xに「営業お断りって書いてるのに」と書き、そのフォームについて「相談用だよ、相談用。」と強い言葉で不満を述べています(Xの投稿、2020年6月26日)。鍼灸院を営む人も「ホームページの問い合わせフォームからの営業がしつこくて…」と書いています(Xの投稿、2026年4月17日)。

相談予約や来院の予約を受けるフォームに営業が届くと、本物の相談者の連絡が埋もれます。小さな事業者ほど、1件の見落としが売上に直結します。営業の提案が嫌われるのは、内容よりも、こうした窓口を塞ぐことへの不満が大きいと考えておくべきです。

では、「営業お断り」と書いていないフォームなら送ってよいのか。ムニワークスの長谷川翔一さんは、フォームの目立つ場所に「営業お断り」を強く書くと、本来の問い合わせの数(CVR)が下がることがあるため、どこかで諦めるしかない、と書いています。続けて「フォームアタックしてくる会社は0にはならない。」とも書いています(Xの投稿、2022年11月15日)。表示がないことは、営業を歓迎しているという意味ではないということです。

送らないフォームの一覧

受け取る側の事情を踏まえると、次のフォームには送らないのが線引きになります。

フォーム送らない理由
「営業お断り」などの表示があるフォーム相手の意思表示がある。送っても読まれない
相談予約・来院予約・来店予約のフォームお客さまの予約の入口。営業が届くと本来の予約が埋もれる
採用応募・資料請求・お客さま専用のサポート窓口用途が決まっている。担当外の部署に届く
個人が運営する、事業ではないサイト法人向けの営業の相手ではない
一度、断りの返事をもらった会社二度目は迷惑でしかない。記録して二度と送らない

このうち、相談予約や来院予約のフォームは、問い合わせフォームと見た目がほとんど変わらないため、送信リストを自動で作るツールでは区別されにくいところです。送る前に、そのフォームが何のための窓口かを人の目で確かめることが欠かせません。

送る前の確認

1社ごとに、次の3点を確かめてから送ります。

  1. フォームの周りや会社概要、サイトの利用規約に、営業を断る表示がないか
  2. そのフォームが一般的な問い合わせ窓口か、予約や採用、サポートなど用途の決まった窓口か
  3. 自社の送信記録に、その会社への送信や断りの返事が残っていないか

1社あたり1〜2分の確認ですが、ここを飛ばすと、送信の数が増えるほど苦情も増えます。送る相手が決まれば、リストを作ります。

リストと送信数を決める

フォーム営業の成果は、誰に送るかでほぼ決まります。リストに持たせる項目と、目標の商談数から逆算した送信数の決め方を示します。

リストに持たせる項目

項目使い道
会社名・業種・所在地・従業員規模文面を業種ごとに変える。対象の条件を満たすか確かめる
フォームのURLと、フォームの用途前の章の確認の記録。予約用・採用用は除外する
相手ごとの一文の材料採用ページ、ニュース、店舗数など、文面に入れる相手の状況
送信日・文面の版・結果返信の有無、商談、断りの返事を記録する

「相手ごとの一文の材料」は、手間がかかりますが、返信を左右するいちばんの要素です。全社に同じ文面を送るより、送る数を減らしてでも、相手の状況に触れる一文を入れたほうが、窓口で担当者に回してもらえる見込みが高まります。

目標の商談数から、送信数を逆算する

送る数は、何件の商談がほしいかから逆算します。

必要な送信数 = 目標の商談数 ÷ 返信から商談になる割合 ÷ 送信成功から返信が来る割合 ÷ 送信が成功する割合

例として、月10件の商談を目標に、返信の半分が商談になり、送信が成功した会社の1%から返信があり、入力の不備やボット対策で送れない会社が2割ある、と置いて計算します。

段階計算件数
必要な返信10件 ÷ 50%20件
必要な送信成功20件 ÷ 1%2,000件
必要な送信対象2,000件 ÷ 80%2,500件

ここで使った割合は例です。実際の割合は、商材、業種、文面、リストの質で大きく変わり、公表されている「平均」の多くは出典がはっきりしません。最初の100〜200件を送って、自社の割合を測ってから、この式に入れ直してください。逆算すると、手で送るには多すぎる数になることが多く、それが次の「送り方」の判断材料になります。

リストができたら、文面を作ります。

文面の組み立てと例文

フォーム営業の文面は、窓口の人が読んで、担当者に回す理由がわかることが目的です。組み立てと、そのまま使える例文、そして返信の代わりに予約リンクを置く理由を示します。

300〜400字の組み立て

長い文面は、窓口で最後まで読まれません。次の5つを、300〜400字に収めるのが目安です。

  1. 誰からか:会社名、名前、何をしている会社かを1行で
  2. なぜこの会社に送ったか:相手のホームページから読み取った状況を1文
  3. 何ができるか:その状況に対して自社ができることを、数字を1つ入れて2〜3文
  4. 次の行動:予約リンクを1つ。話を聞いてもよい場合だけ選んでもらう
  5. 不要な場合の連絡先:今後の連絡が不要なら知らせてほしい旨と、その連絡先

フォームに件名の欄があるときは、件名に相手ごとの一言を入れます。「〔会社名〕さまの営業職の採用について」のように、窓口の人が誰に回せばよいかが件名でわかると、担当者に届きやすくなります。「ご提案」「ご案内」だけの件名は、ほかの営業と区別されません。

5つ目は、法律の表示のルールを意識した項目でもあります。「不要な方には今後お送りしません」と書いておくと、受け取る側の警戒も下がります。

そのまま使える例文

〔 〕の部分を、相手と自社に合わせて書き換えてください。

〔会社名〕 ご担当者さま

突然のご連絡失礼いたします。〔自社名〕の〔氏名〕です。〔業種〕向けに、〔サービスの一言説明〕を提供しています。

貴社の採用ページで〔読み取った状況:例 営業職を複数名募集されていること〕を拝見し、ご連絡しました。〔自社のサービス〕を使っている〔同業種〕の会社では、〔具体的な変化:例 初回の商談の日程調整にかかるやり取りが1件あたり3往復から1回になりました〕。

ご関心があれば、下記から20分のオンライン説明の日時をお選びください。ご都合のよい時間を選ぶだけで予約が確定します。
〔予約ページのURL〕

今後このようなご連絡が不要でしたら、〔メールアドレス〕までお知らせください。以後お送りしません。

〔自社名〕〔氏名〕
〔電話番号〕〔会社のURL〕

この例文で確かめるのは、相手の状況に触れた一文が具体的か、数字が自社の実績として言えるものか、不要な場合の連絡先が書かれているかの3点です。実績の数字は、実際に測ったものだけを書いてください。

多くの文面は「ご興味があればご返信ください」で終わります。返信をもらっても、そこから日程を決めるために「候補日を3つお送りします」「その日は難しいので別の日を」とやり取りが続き、その往復の間に相手の関心が冷めていきます。

予約リンクを置けば、話を聞いてもよいと思った人は、その場で日時を選んで予約を終えられます。窓口の人が担当者にリンクを転送するだけで済むのも利点です。選択肢は1つに絞ります。資料請求、返信、電話、予約と並べると、どれも選ばれにくくなります。

文面ができたら、送り方と、返信が来たあとの対応を決めます。

送り方と、返信が来たあと

送る数が決まると、手で送るか、人やツールに任せるかを決める必要があります。どの方法でも、前の章の確認と、返信への速い対応は自社で持つのが原則です。

手で送るか、任せるか

1社あたり、確認と入力で数分かかります。月に数百件までなら、手で送って、文面と相手の反応を自分で確かめるのが、最初の検証には向いています。それより多くなると、送信を代行する会社や、入力を自動化するツールが選択肢になります。

任せる場合も、どのフォームに送らないかの基準は自社で決めて渡します。自動化のツールは、予約用や採用用のフォームを区別できないことがあります。受け取る側から見れば、誰が送ったかは関係なく、苦情は送り主の会社に向かいます。

返信には当日中に、候補日ではなくリンクで

返信が来たら、その日のうちに返します。日程の相談なら、候補日を並べるのではなく、予約リンクを改めて送り、「ご都合のよい時間をお選びください」と添えます。社内で複数の担当者が商談を受けるなら、空いている人に自動で割り振られる予約ページにしておくと、返信を誰が拾うかで止まりません。

断りの返事を記録する

「不要です」という返事にも、お礼を返し、リストに記録します。断られた会社に二度と送らない仕組みは、送信の数が増えるほど大切になります。担当者が変わっても、ツールを変えても、断りの記録はリストに残しておきます。

送った結果は、数字で見直します。

数字で見直す

フォーム営業は、送った数と結果を記録しておけば、どこを直すべきかが数字で見えます。見る数字は4つで、直す順番も決まっています。

見る数字は4つ

数字計算低いときに疑う場所
送信成功率送信できた件数 ÷ 送信対象リストの古さ、フォームの仕様
返信率返信 ÷ 送信できた件数相手の選び方、相手ごとの一文
商談化率予約された商談 ÷ 返信返信への対応の速さ、予約の手間
断りの率断りの返事 ÷ 送信できた件数送り先の選び方、文面の押しの強さ

4つ目の断りの率は、ほかの解説ではあまり扱われませんが、受け取る側にどう見られているかを測る唯一の数字です。返信率が同じでも、断りの率が上がっているなら、相手の選び方が雑になっています。

直す順番

直すときは、相手の選び方、相手ごとの一文、次の行動の順に見ます。文面の言い回しを変えるより、送る相手を変えるほうが結果は大きく動きます。文面を変えるときは、1度に1か所だけ変え、版を記録して比べます。

返信から商談になる割合が低い場合は、文面ではなく、返信を受けたあとの流れに問題があります。予約までの手間を減らすことが、いちばん効く手当てになります。最後に、返信を商談にする予約ページを見ておきます。

返信を商談につなぐ予約ページ

文面に置く予約リンクの先には、相手が迷わず日時を選べるページが必要です。予約ページに求めることを整理し、例としてツールを1つ紹介します。

予約ページに求めること

  • 相手は登録なしで、日時を選ぶだけで予約できる
  • 営業担当者のカレンダーの空き時間だけを出し、ほかの予定と重ならない
  • 複数の担当者で受けるときは、空いている人に割り振れる
  • オンライン会議のURLと前日のリマインドが自動で届く

SailLab(セイルラボ)

以下では、この4つを満たすツールの一例として、SailLab を取り上げます。

営業チームのオンライン商談の予約ページで、相手が空いている日時を選ぶ画面

SailLab は、予約ページ・カレンダー連携・リマインドメールを1つにまとめた国産の予約システムです。

  • 相手はアカウントを作らずに、予約ページで日時を選んで予約できます
  • GoogleカレンダーやMicrosoftのカレンダーと連携し、予定の入っている時間は出しません
  • 営業チームで受ける場合は、担当者に順番や重み付けで予約を割り振れます
  • ZoomやGoogle Meet、TeamsのURLを予約ごとに発行し、リマインドを自動でメールで送ります

予約ページには受付フォームを付けられるので、商談の前に「今日の打ち合わせで分かるとよいこと」などを聞いておけます。聞く項目の分け方はBANTの聞き方の記事で扱っています。営業での使い方は営業向けのページで紹介しています。料金は料金ページで確認できます。フォーム営業の返信を、やり取りなしで商談の予約にしたいチームに向いたツールです。

できないこと

できないことも書いておきます。SailLab には、問い合わせフォームへの送信や、営業リストを作る機能はありません。送信の記録や断りの記録も、リストやお使いの管理ツールに残す必要があります。

CRMやSFAとの連携もないため、予約された商談の記録は別に管理します。通知はメールだけで、LINEなどには対応していません。

最後に、最初の1か月の進め方をまとめます。

最初の1か月の進め方

フォーム営業を始めるなら、最初の1か月は量より、自社の数字と線引きを作る期間にします。

  1. 1週目:送る相手の条件と、送らないフォームの基準を決める。予約リンクの先の予約ページを用意する
  2. 2週目:条件に合う100〜200社のリストを作り、フォームの用途と営業を断る表示を1社ずつ確かめる
  3. 3週目:例文を自社向けに書き換え、相手ごとの一文を入れて送る。返信には当日中に予約リンクで返す
  4. 4週目:送信成功率、返信率、商談化率、断りの率を出し、目標の商談数から翌月の送信数を逆算し直す

商談の予約に受付フォームを付けて、話を聞く前に相手の関心を知っておきたい場合はBANTの聞き方の記事も参考になります。返信をそのまま予約にする予約ページを作ってみる場合は、無料アカウントから作成できます。クレジットカード登録は不要です。

中村 遼

中村 遼 / SailLab 編集部

SailLab 編集部で、営業・採用の日程調整、面接や説明会の受付、士業やコンサルタントの相談の受け方についての記事を担当しています。

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