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UTAGEの料金、ライトとスタンダードの差は年14万円

15分で読める 中村 遼 中村 遼 / SailLab 編集部
UTAGEの料金、ライトとスタンダードの差は年14万円

UTAGEの料金を調べると、多くのページが「月額21,670円(税込)の1プラン」と書いています。ところが、2026年10月10日にUTAGEの無料お試しの申込フォームを開くと、選べるプランは2つありました。スタンダードプラン月額21,670円と、ライトプラン月額9,700円(いずれも税込)です。[1]年にすると14万3,640円の差になります。

この記事は、コーチやカウンセラー、講座を売る人が、UTAGEに毎月いくら払うことになるのかを、自分の使い方に当てはめて出せるようにまとめたものです。プランの違い、月額のほかにかかる費用、使う機能別の総額、予約・個別相談の機能の中身を、UTAGEの公式ページとマニュアルで確かめながら整理します。

この記事の結論

UTAGEの料金は、申込フォームで見ると初期費用0円、スタンダード月額21,670円とライト月額9,700円(いずれも税込)の2つです。これにカード決済の手数料、LINE公式アカウントの料金、メール配信用のドメインとサーバー代が加わります。メール配信や会員サイトまで使うならスタンダード、予約と決済だけなら予約ツールのほうが安く済む場合があります。

個人で教える人や相談を受ける人のための記事は、個人・小規模チーム向けリソース集にまとめています。

UTAGEの料金は2つ。申込フォームで確かめる

UTAGEには、スタンダードプランとライトプランの2つがあります。どちらも初期費用は無料で、14日間の無料お試しから始まります。[1][2]違うのは月額と、作れるページや登録できる読者の数の上限です。

スタンダードとライト

プラン月額(税込)年額にすると
スタンダード21,670円260,040円
ライト9,700円116,400円
差11,970円143,640円

UTAGEのサービスページは、スタンダードを「月額19,700円(税込21,670円)」、ライトを「月額9,700円(税込)」と書いています。[2]申込フォームでも、ライトは「9,700円(税込)/月」と表示されていました。[1]ライトの9,700円は税込の金額として読むのが、フォームの表示に合っています。

いっぽうで、UTAGEの公式ガイドのページや、料金を解説する記事の多くはスタンダードの21,670円だけを載せています。[3]どちらで申し込めるかは、申込フォームで最終的に確かめてください。この記事の金額は、2026年10月10日に申込フォームとサービスページで確認したもの(2026年10月時点)です。

ライトの上限

ライトは、作れる数と登録できる人数に上限があります。サービスページの比較表から、個別相談やセッションを売る人に関わる項目を抜き出します。[2]

項目ライトスタンダード
ファネル作成数5つまで無制限
ページ作成数50まで(1ファネル10ページまで)無制限
商品数5つまで無制限
登録読者数3,000人まで無制限
シナリオ数30まで無制限
連携LINEアカウント1つまで無制限
会員サイト1つ、コース3つ、レッスン30まで無制限
パートナー(アフィリエイト)利用不可利用可
作業者アカウント1人まで追加5人まで追加
メディア管理300GBまで1000GBまで

セッションのメニューが5つ以内で、メールやLINEの読者が3,000人に届かない人なら、ライトの上限で足りることが多いはずです。紹介者に報酬を払うアフィリエイトの仕組みを使いたい場合と、会員サイトで講座をいくつも出す場合は、スタンダードが必要になります。

14日間の無料と解約

どちらのプランも、最初の14日間は無料で試せます。[1]無料の期間に作ったページや配信の設定は、そのまま有料に移れば使い続けられます。

サポートは、メールで問い合わせるサポートセンターとマニュアルサイトが中心で、電話やZoomでのサポートは行っていないと書かれています。[2]電話で相談しながら設定したい人は、この点を先に知っておくとよいでしょう。月額が決まったら、次はそのほかにかかる費用です。

月額のほかにかかる費用

UTAGEの月額には、決済代行会社の手数料、LINE公式アカウントの料金、メール配信に使うドメインとサーバーの費用は含まれていません。[2]使う機能ごとに、別の請求が加わると考えておきます。

カード決済の手数料

UTAGEで商品を売るときは、UnivaPay、Stripe、テレコムクレジット、AQUAGATES、FirstPaymentのいずれかと連携して決済します。[2]手数料は、連携する決済代行会社に払います。UTAGEの公式ガイドは、Stripeの国内カード決済を3.6%で使う例として、売上10万円で3,600円、50万円で18,000円の手数料を挙げています。[3]

「UTAGEの決済手数料はいくらか」という質問への答えは、UTAGEではなく、連携した決済代行会社の手数料です。サービスページとガイドを読んだ範囲では、UTAGE自体が売上から手数料を取るという記載は見当たりませんでした。銀行振込だけで売る場合は、カードの手数料はかかりません。

LINE公式アカウント

UTAGEからLINEで配信する場合、LINE公式アカウントの料金がLINEヤフーに別にかかります。料金は月に送るメッセージの通数で決まり、通数は「送った回数 × 送った友だちの数」で数えます。[4]

LINE公式アカウントのプラン月額(税別)無料メッセージ通数
コミュニケーション0円200通
ライト5,000円5,000通
スタンダード15,000円30,000通

友だち600人に月4回送れば2,400通で、無料の200通を超えるため、ライト(税込5,500円)が必要です。友だちの数と配信の回数で、LINEの費用はUTAGEの月額と同じくらいになることもあります。

メール配信のドメインとサーバー

UTAGEからメールマガジンやステップメールを送る場合は、独自ドメインとサーバーを別に用意する必要があります。[2]UTAGEの公式ガイドは、独自ドメインを年2,500〜3,000円程度、レンタルサーバーを月1,000〜1,500円程度、合わせて月1,200〜1,750円ほどと見積もっています。[3]すでに持っている場合や、メールを送らない場合は、この費用はかかりません。

容量の追加

動画や音声、画像の合計が1TBを超えると、100GBにつき月150円(税込)で容量を追加できます。[3]料金の解説記事の中には「追加課金は一切ない」と書くものもありますが、大量の動画を会員サイトに置く場合は、容量の追加がかかると覚えておきます。セッションの予約と決済だけに使う人には、ほとんど関係のない項目です。ここまでの費用を、使い方ごとに足してみます。

使う機能で変わる毎月の総額

UTAGEに毎月いくら払うかは、月額に、使う機能の分の外部の費用と、売上にかかる決済手数料を足した額で決まります。2人の使い方で計算します。

総額の式

毎月の総額は、次の式で出せます。

  • 毎月の総額 = UTAGEの月額 + LINE公式アカウントの料金 + ドメインとサーバー代 + カード売上 × 決済手数料率

このうち、UTAGEの月額とLINEの料金、ドメインとサーバー代は、売上がなくてもかかる固定の費用です。決済手数料は、売れた分だけかかります。売上が少ない月ほど、固定の費用の重さが目立ちます。

予約と決済だけ使う人

たとえば、1回60分のセッションを予約で受け、カードで月30万円を売るコーチが、UTAGEの個別相談の機能と決済だけを使う場合です。メールやLINEの配信はしないとします。

項目ライトスタンダード
UTAGEの月額9,700円21,670円
決済手数料(30万円 × 3.6%)10,800円10,800円
合計20,500円32,470円

この人が使っているのは、UTAGEの機能のうち予約と決済だけです。LPやメール配信、会員サイトの分も月額に含まれているため、使っていない機能の分まで払っていることになります。この場合は、予約と決済に絞ったツールと比べる価値があります。

LPやメール、LINEまで使う人

次は、LPで無料相談を集め、メールとLINEで読者に配信し、個別相談からセッションを売る人です。LINEの友だちは600人で月4回配信、カード売上は月30万円とします。

項目スタンダード
UTAGEの月額21,670円
LINE公式アカウント(ライト、税込)5,500円
ドメインとサーバー(ガイドの見積もりの上限)1,750円
決済手数料(30万円 × 3.6%)10,800円
合計39,720円

この人がLP作成、メール配信、LINE配信、予約をそれぞれ別のツールで契約すると、ツールの数だけ月額がかかり、読者の情報もツールごとに分かれます。集客から販売までをUTAGEでつなげて使う人にとって、21,670円は分けて契約するより安く済むことが多い金額です。次は、2人とも使っている予約の機能を詳しく見ます。

UTAGEの予約・個別相談の機能

UTAGEには「イベント・予約」という機能があり、その中の「個別相談・個別予約」で、セッションや個別相談の予約を受けられます。マニュアルで、できることと制約を確かめます。[5]

できること

UTAGEのマニュアルによると、個別相談・個別予約では次のことができます。[5]

  • Googleカレンダーと連携し、空いている時間を自動で予約の枠にする
  • ZoomやGoogle Meetの参加リンクを自動で発行する
  • 複数の担当者で予約を受ける
  • 申込者が自分でキャンセルや日程の変更をする
  • 参加費を無料か有料かで選び、有料なら事前に決済してもらう

セミナーや説明会のように、決まった日時に多くの人を集める場合は、同じイベント・予約の中の「セミナー・説明会」を使う、とマニュアルは分けています。[5]サービスページは、日程ごとの定員の管理や、開催日が近づいたときのリマインドメールの自動送信もできると説明しています。[2]

銀行振込が使えない

マニュアルには、イベント・予約機能では支払方法「銀行振込」は利用できません、と書かれています。[5]有料の個別相談やセッションの料金は、カードなどの決済代行会社を通して受け取ることになります。

法人のお客様が多いコンサルタントや士業では、セッションのあとに請求書を出し、銀行振込で受け取りたい場面があります。その場合は、予約はUTAGEで受け、請求と入金の確認は別に行う形になります。

予約だけのために使うと

UTAGEの予約の機能は、LPからの申し込み、メールやLINEでの案内とつながっているところに強みがあります。LPで無料相談を集め、申し込んだ人をそのままシナリオに乗せ、個別相談の予約まで一つの管理画面で追えます。

反対に、予約と決済だけのためにUTAGEを契約すると、月額の大半は使わない機能の分です。どちらに当てはまるかで、続けるか分けるかが決まります。

UTAGEを使い続けたほうがいい人、予約を分けたほうがいい人

UTAGEを続けるか、予約と決済だけを別のツールに分けるかは、UTAGEのどの機能を毎月使っているかで決めます。実際に使っている人の声と、手数料の計算から見ていきます。

UTAGEが合う人

UTAGEの構築代行をしているしらかわさんは、2年間使い、50社以上を支援してきた経験から、noteで「オンラインビジネスをやるならUTAGE一択だなと思っています。」と書いています。[6]同じ記事では、商品が増えると「このシナリオが増えていくと管理がちょっと大変になるというデメリットがあります。」とも書いています。しらかわさんは構築代行の立場で、記事にはUTAGEの申込ページへのリンクが付いています。

この声のとおり、UTAGEが合うのは次のような人です。

  • LPで見込み客を集め、メールやLINEで育てて、個別相談からセッションや講座を売る
  • 会員サイトで講座や動画を届けている
  • 紹介者に報酬を払う仕組みを使いたい
  • いま複数のツールを別々に契約していて、それをまとめたい

予約を分けたほうがいい人

自社の販売の仕組みをUTAGEで動かしているSINCEEDは、UTAGEが向いていない例として「メール配信だけできればよい — 使わない機能の分まで払うことになります」と書いています。[7]同じ記事はUTAGEのアフィリエイトのリンクを含むと明記していますが、向かない場合をはっきり書いています。

予約と決済についても、同じことが言えます。次に当てはまる人は、予約と決済だけを別のツールに分けると、毎月の固定の費用を下げられる可能性があります。

  • LPやメール配信、会員サイトを使っていない
  • お客様の多くが紹介や既存のつながりから来て、予約ページのURLを送るだけで足りる
  • セッションの代金を、銀行振込でも受け取りたい
  • メールの配信は、すでに別のツールで満足している

手数料の境目

予約ツールの中には、月額のほかに、売上に対して数%の手数料をとるものがあります。売上が大きくなると、その手数料がUTAGEの月額を超えることがあります。3%の手数料で計算すると、次のようになります。

比べる相手3%の手数料が同じ額になるカード売上
UTAGEスタンダード(21,670円)月722,334円
UTAGEライト(9,700円)月323,334円

カードの売上が毎月この額を超えるなら、手数料のかかる予約ツールより、UTAGEのほうが安くなる場合があります。予約ツールを選ぶときは、月額だけでなく、売上に対する手数料の有無と率を必ず確かめてください。次の章で紹介するツールも、プランによって手数料の率が変わります。

予約と決済を予約ツールで受ける

予約と決済だけを分ける場合、ツールにはUTAGEの個別相談の機能でしていたことを、そのまま引き継げることが求められます。

必要なこと

  • カレンダーと連携し、予定のある時間は予約を受けない
  • ZoomやGoogle Meetの参加リンクが予約ごとに発行される
  • 予約と同時にセッション料金を払ってもらえる
  • リマインドのメールと、お客様自身による日程の変更やキャンセルができる
  • 法人のお客様向けに、銀行振込で受け取る方法もある

SailLab(セイルラボ)

以下では、予約と決済を分けて受けるときのツールの一例として、SailLab を取り上げます。

キャリアコーチの60分の個別コーチングセッションの予約ページで、11月14日(土)19時の枠を選んでいる画面

SailLab は、予約ページ・カレンダー連携・事前決済・リマインドメールを1つにまとめた国産の予約システムです。

  • GoogleカレンダーとMicrosoftのカレンダーに対応し、予定のある時間は予約を受けません。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsの会議URLが予約ごとに発行されます
  • 予約したその場でカードでセッション料金を払ってもらえます。入金は自分のStripeアカウントに直接入ります
  • セッションのあとに請求する形も選べ、銀行振込の場合は、登録した振込先を案内するメールを自動で送れます
  • リマインドやセッション後のお礼のメールを、時間を決めて送れます。日程の変更とキャンセルのリンクもメールに入ります

カード決済にはStripeの手数料3.6%がかかり、SailLab の手数料はプランによって0%または3%です。月額料金とあわせて料金ページで確認できます。コーチングでの使い方はコーチ向けのページで紹介しています。

できないこと

できないことも書いておきます。SailLab にはLPの作成、メールマガジンやステップメールの配信、LINE配信、会員サイト、アフィリエイトの機能はありません。送れるのは、予約の確認やリマインドなど、予約に関わるメールだけです。

そのため、UTAGEで集客から販売までをつなげている人が、すべてをSailLabに移すことはできません。予約と決済だけを分けるか、UTAGEを続けるかの判断になります。リザストを使っている人向けに、同じ考え方で比べたリザストの料金の記事も、ホームページ作成サービスで予約を受けている人向けのペライチの料金の記事もあります。最後に、自分の数字で比べるための表を載せます。

申し込む前に、自分の数字を入れる表

次の表の空欄に、自分の数字を入れてください。左の列がUTAGEを続けた場合、右の列が予約と決済だけを分けた場合です。

項目UTAGEを続ける予約と決済を分ける
月額9,700円 または 21,670円予約ツールの月額 + 残すツールの月額
LINE公式アカウント送る通数で決まるLINEを続けるなら同じ
ドメインとサーバーメールを送るなら月1,200〜1,750円ほどメールを送るツールによる
決済手数料カード売上 × 決済代行会社の率カード売上 × (決済の率 + 予約ツールの手数料)
銀行振込予約の機能では使えないツールによる

使っている機能が予約と決済だけなら、右の列のほうが小さくなることが多いはずです。LPやメール、LINE、会員サイトを使っているなら、左の列の21,670円は、それらをまとめた料金として見ます。予約と決済だけを先に試してみる場合は、無料アカウントから予約ページを作成できます。クレジットカード登録は不要です。

参考資料

  1. UTAGE「14日間無料お試し参加フォーム」プランの表示(2026年10月10日確認)
  2. UTAGE「集客の仕組み化を実現するオールインワンシステム」プランの比較表、よくある質問(2026年10月10日確認)
  3. UTAGE「UTAGEの料金プランと実際にかかる金額、機能を他社ツールと比較」(2026年10月10日確認)
  4. LINEヤフー「LINE公式アカウントの料金プラン」(2026年10月10日確認)
  5. UTAGEマニュアル「イベント・予約「個別相談・個別予約」」(2026年10月10日確認)
  6. しらかわ@UTAGE構築代行「UTAGEを2年使って気づいたメリット・デメリット正直解説」note、2026年2月27日
  7. SINCEED株式会社「UTAGEとは?料金・できること・向く事業を実運用企業が解説」(2026年10月10日確認)
中村 遼

中村 遼 / SailLab 編集部

SailLab 編集部で、営業・採用の日程調整、面接や説明会の受付、士業やコンサルタントの相談の受け方についての記事を担当しています。

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